記事のアーカイブ

4人死傷から7年、「開かずの踏切」高架化着工

東京都足立区の東武伊勢崎線竹ノ塚駅近くの踏切周辺で4日、高架化工事が始まった。  2005年に起きた4人死傷事故を受けた抜本的な対策が、事故から7年を経てようやくスタートする。  足立区は20年度までの完成を目指すが、遮断機の下りた状態が1時間のうち最大57分にもなる“開かずの踏切”とあって、地元住民は一日も早い完成を心待ちにしている。  4人死傷事故は05年3月15日夕に発生した。当時の遮断機は手動式で、東武鉄道の踏切保安係が、多くの通行人を通そうと、準急列車が接近していたにもかかわらず遮断機を上げ、踏切内に入った女性2人が死亡、ほか2人が重傷を負った。  現在、遮断機は
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住民がオウム施設への抗議でデモ行進

 オウム真理教から改称した教団主流派「アレフ」が東京都足立区入谷で活動していることに抗議するため、付近の住民団体「足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会」が27日、教団施設周辺でデモ行進を行った。デモは平成22年から4回目。  デモには約200人が参加。行進に先立ち、近藤やよい区長が「オウムを解散させるにはデモ行進や住民集会など住民による抗議行動が有効だと聞いている。一緒に頑張りましょう」とあいさつ。その後、住民らは「オウムはいらない」などと訴え、約2キロを行進した。  協議会長の男性は「オウムが解散することを願って地道な活動を続けていきたい」としている。
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『ごみ屋敷』家主に撤去費支援

      解決条例が成立  ごみをため込んで近隣住民に迷惑をかける「ごみ屋敷」の問題を解決するため、ごみの撤去費用の支援などを盛り込んだ東京都足立区の条例が、24日開かれた区議会で全会一致で可決された。施行は来年1月1日。  「ごみ屋敷」に関連する条例は、23区では杉並、大田、荒川でも定めているが、家主への支援策にまで踏み込んだ条例は都内初。条例制定を受け、足立区では悪質なごみ屋敷の抜本的な解消を目指す。  条例では、ごみ屋敷を「ごみや樹木などにより、周辺住民の健康を害し
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足立区長、白寿を祝い敬老訪問

敬老の日を前にした15日(土曜日)、足立区長が今年度中に白寿(99歳)を迎える区民11人の自宅を訪れ、「長寿証」(額縁付き)と「記念品」(区内共通商品券2万円分)を贈呈して長寿を祝った。 小倉キチさん宅では、家族ら2人とともに近藤区長を迎えた。 区長の「長寿の秘訣は」との問いに、「好き嫌いをせず、朝・昼・晩、決まった時間に規則正しく食事をすること」などと答えていた。今でも一人で散歩に出かけたり、部屋の掃除をしたりするとのこと。この日も、区長が訪れる前まで掃除をしていたそうである。 次に訪問したのは、橋本ミヤさん宅。 橋...
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