住民がオウム施設への抗議でデモ行進

 オウム真理教から改称した教団主流派「アレフ」が東京都足立区入谷で活動していることに抗議するため、付近の住民団体「足立入谷地域オウム真理教(アレフ)対策住民協議会」が27日、教団施設周辺でデモ行進を行った。デモは平成22年から4回目。

 デモには約200人が参加。行進に先立ち、近藤やよい区長が「オウムを解散させるにはデモ行進や住民集会など住民による抗議行動が有効だと聞いている。一緒に頑張りましょう」とあいさつ。その後、住民らは「オウムはいらない」などと訴え、約2キロを行進した。

 協議会長の男性は「オウムが解散することを願って地道な活動を続けていきたい」としている。